Month: April 2022

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gas(google apps script)だけの資格試験は存在しない!ではどうやってスキルを証明すれば良いか?

Google Apps Scriptの資格は存在するのか? こんにちは。 今までプログラミングスクール含めて6500人以上の人材育成に関わってきた中で、「GAS(Google Apps Script)の資格あるんですか?」ということをときどき質問されたので調べたところ、「GASには資格試験に相当するものは存在しない」ということがわかりました。 今回はそのような方々に、どのように自分のスキルを証明するか?について書きたいと思います。 Google Apps Scriptのスキルを伝える方法 いくつか方法がありますが、 「まずは半径5メートルの課題を解決するものを作る」ことを強くおすすめします。自分の業務範囲でももちろんよいですが、できればチーム全員に影響することやマネージャーも関わる業務についての自動化がよいと思います。 要件のイメージがわきやすく、モチベーションが保てる 喜んでくれる人がいる なぜ作ろうと思ったのか?の説明がしやすい なぜなら、個人の作業を進めても評価者の目線からすると「属人化して勝手なことをやってるぞ」と思われるリスクが非常に高く逆効果になり得るためです。 改善したい業務が見つからない場合 改善したい業務が見つからない場合、こちらの「自動化する余地を見極める方法」の記事を参考にしてください。 また、そもそもスキルや知識が足りなくて改善したい業務を自動化する方法が分からない、という方はこちらの動画講座も参考にしてください。 Yoshio Kimura早稲田大学人間科学部情報科卒業。 (株)すららネットにてアジア向け算数デジタル教材の開発を経て、デジタルハリウッドのエンジニア養成学校G’s ACADEMYでプログラミング講座の新規立ち上げ、営業、教育を担当。3年半に渡り、中高大学生から社会人まで計6講座500名以上へプログラミングを教える。フリーランスエンジニアを経た後、現在は(株)メルカリのコーポレートエンジニアリング部に所属。Udemyにて2つのGoogle Apps Script講座を立ち上げ、1年半で登録者数は6000人を突破。 中高英語科教員免許保有 / IPA未踏アドバンスト’18 採択者。

Google Apps Script(GAS)でできる自動化・活用事例25選

この記事では「Google Apps Scriptでどんなことができるのか ・実際の活用事例は何か」というテーマについて書いていきます。 先日、UdemyにてGoogle Apps Scriptによる業務自動化の講座をリリースし、 公開して1年半で登録者数は6000人を超えました。 公開を告知した際に、そもそもGoogle Apps Scriptでなにができるの?という質問を結構いただいたのでこちらに備忘録として記入しておきます。 前提として、①全職種使える系②職種特化の活用事例 の2パターンがあると思います。今回は①を中心に紹介していきます。 (※国内外の活用事例を結構調べてますが、主にブログやTwitter、クラウドワークスやランサーズに投稿される募集などをGASの活用事例の掲載先として見たりあとはGoogle Expertのエンジニアにヒアリングさせていただいたりしています) 全職種使える系 1. 宛名/添付をつけたメールを一斉送信 2. シートの編集履歴を別シートに残す 3. フォームの投稿を自動返信 4. 特定メール・フォームの投稿をslack/チャットワーク/LINEへ自動投稿 5. メール内容をスプレッドシートに自動転記  6. MTGの議事録FMTを自動生成 7. メールの添付ファイルを自動でdriveにアップロードする 8. googleスライドを自動で生成する 9. 毎朝KPI数値をslack/gmail/LINEへ自動通知 10.  スプレッドシートに記載したタスクをカレンダーに自動登録 11. 今日のシフトをslackに投稿 12. webサイトのデータを取得してメール/slack/LINEなどに通知 (例:メディアサイトの新着記事など) 13.